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サービスローンチ5周年!周年記念豆 第2弾が販売開始。

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2025/02/26

5th Anniversary Coffee

昨年5月、PostCoffeeの5周年を記念する特別なロットを求め、2度目となるエルサルバドルを訪れました。現地では、前回の周年記念でも大変ご好評いただいたレネ・アギラル氏のゲイシャ種をはじめ、個性溢れる作り手たちの選りすぐりのマイクロロットに出会うことができました。
「コーヒーは農作物。」その言葉通り、作り手ごとの情熱や収穫年ごとの味わいの違い、 新たなコーヒーとの出会いが私たちに感動を与えてくれます。この特別なロットを通じて、エルサルバドルの豊かなコーヒー文化の魅力を、そして5周年の感謝の気持ちを少しでもお届けできればと思っています。今回、 5周年を記念してエルサルバドルで買い付けた全4種類のロットを、3週にわたりリリースします。特別な一杯を、どうぞお楽しみに!

El Salvador Finca Don Jaime Pacamara Honey

Flavor Image : Apricot, Cherry, Black tea, Honey
Region : San Ignacio, Chalatenango
Elevation : 1,450m – 1,600m
Farmer : Jaime Guevara
Variety : Pacamara
Process : Honey

Story

エルサルバドル チャラテナンゴ県、サンイグナシオ市の山手にドンハイメさんの農園はあります。自身の名を冠した「Finca Don Jaime」は、COEの入賞経験もあるエルサルバドルを代表する農園のひとつです。昨年の産地訪問の際には、農園の案内後にご自宅にお招きいただき、ファミリーみんなで私たちを温かく迎えてくれた家族愛に溢れた生産者さんです。

2004年に父親から譲り受けたというこの農園は、100本ほどのティピカの木の生産からスタートし、現在はパカス、パカマラ、SL、ゲイシャ、シドラなど多様な品種の栽培を行っております。今後はローリナという新たな品種の植付けも計画しているとのことで、区画ごとの特徴を生かした計画的な植樹を積極的に行っていました。

自宅の敷地内に建てられた乾燥場は圧巻で5mほどの高さに上下4-5段に乾燥パレットが設置されており、乾燥の段階によって細かくレイヤーを変更することで徹底したスロードライングを行っております。他の農園だと通常2週間程度で乾燥させるところ、ハイメさんは35 ~ 45日間かけて行うそうです、自宅の屋上の乾燥場には遮光率の違うカーテンを使用し、ロットごとに細かい乾燥管理を行いながらより再現性の高いコーヒー生産に取り組んでおります。

またカスカラを土や動物の糞と混ぜて発酵させたりして肥料や堆肥として活用するなど、サスティナブルなコーヒー生産にも注力しています。農園の手入れも隅々まで行き届いており、ハイメさんの真面目な人柄が農園づくりに表されておりました。

取扱い初年度となる今季は、彼の代名詞でもある『パカマラ ハニー』をセレクトさせていただきました。ハイメさんも日本の方々にこのコーヒーを飲んでもらえることをとても楽しみにしておりました、是非パカマラ ハニーで乾杯しましょう。

▼PostCoffeeオンラインストアで販売中

https://postcoffee.co/products/ELS-2419

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PostCoffee / プロダクションマネージャー コーヒーのおいしさや楽しさを消費者に届け、自然な形でいい循環が長く続いていくコーヒーシーンをつくっていきたい。