こんにちは。PostCoffee焙煎士のArisaです。
コーヒーにはまったら、チャレンジしてみたいなと思うカッピング。
コーヒー屋さんが無料で開催してるパブリックカッピングは初心者でも参加しやすいです。
コーヒーの世界にもう少し足を踏み入れてみたい!という方にオススメしたいパブリックカッピング。
コーヒーマニアがはまるカッピングの世界をご紹介します。
カッピングとは?
カッピングとは、簡単にいうとコーヒーのテイスティングのことです。ワインのテイスティングのように風味や味を評価します。
コーヒーは抽出方法によって味が大きく変わります。1度に多くのコーヒーをテイスティングする際に、淹れ方によって味に差が出てしまうとコーヒー本来の味を評価することが難しくなってしまいます。
カッピングという共通の方法を用いることで、同じ条件下で世界中どこでもコーヒーの味を評価することができるのです。
PostCoffeeの豆は多少ざっくり淹れていただいても美味しくのむことができます。とは言え、入れる方法によって味わいが左右されることももちろんありますので、カッピングでしっかりとコーヒーの味わいをチェックして焙煎を行なっています。
主にカッピングを行うタイミングは2つです。
- バイヤーが生豆を買い付ける時に、生豆の品質を評価する際
- 自家焙煎珈琲店がコーヒーを焙煎する時に、適切な焙煎に仕上がっているかを評価する際
カッピングは美味しいコーヒーを作るためにとても大事な工程です。
カッピングにチャレンジ
必要なもの
- コーヒー豆
- カップ
- スプーン
- お湯
- タイマー
カッピングの大まかな手順
- コーヒー粉の香りをかぐ〈ドライ〉
- お湯を注いだ時の香りをかぐ〈クラスト〉
- スプーンで3回かき混ぜながら、香りをかぐ〈ブレーク〉
- コーヒー液をスプーンですすり、味を評価
カッピングにチャレンジ
最初にスタッフさんがカッピングの方法を説明してくれます。参加者はコーヒー業界で働かれている人やコーヒー好きな人が多いようですが、初めての方でも丁寧に教えてくれるので安心して参加できます。
今回はコスタリカの農園違いのコーヒーを5つカッピングしました。
- イエローハニープロセスのゲイシャ種
- レッドハニープロセスのゲイシャ種
- イエローハニープロセスのSL28
- ティピカ種
- エチオピア種
同じ生産国なので、結構難しいかな?と思いましたが、違いがしっかり出ていました。
ゲイシャ種はバリスタチャンピオンシップで競技者がよく使用する話題の品種です。花を思わせる香りが特徴的でした。
SL28は、ケニアでよく栽培されている品種です。コスタリカで栽培されたSL28にもほんのりケニアを思わせる柑橘系のフレーバーがありました。
エチオピア種はチオピア原産の品種です。コスタリカで栽培されたエチオピア種には、エチオピア産のコーヒーによく感じられるティーフレーバーを感じました。
生産国は違っても品種にはそのコーヒーの味わいを決める大事な要素がありますね。同じ品種を生産国違いで飲み比べても面白そうです。
ぜひ、カッピングにチャレンジしてみてくださいね。コーヒーの新しい世界が広がります!!