
こんにちは!PostCoffee焙煎士のArisaです。
EK43といえば、バリスタの憧れのグラインダーですよね。コーヒーの味を追求するコーヒー屋さんのほとんどが導入しているEK43。
EK43で挽いたコーヒーと家庭用の電動コーヒーミルで挽いたコーヒーを比べるとどのくらい味が変わるのか検証してみます。
EK43とは?
WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)公式グラインダー
優れた粒度分布が高い抽出率を引き出す
幅広い挽き目調整が可能
http://www.melitta.co.jp/products/professional/grinder/ek43.html
WBC公式グラインダー
WBCとはWorld Barista Championshipの略で、年に1度開催される世界一のバリスタを決める大会。世界一をかけてバリスタの技術を競う大会の公式グラインダーがEK43です。
優れた粒度分布が高い抽出率を引き出す
一般的にはコーヒーの粒度が揃っていると美味しいコーヒーが抽出できると考えられています。EK43は粒度が揃うのではなく、絶妙なバランスで様々な粒度のコーヒーが混ざっていて抽出効率が良いという特徴があります。
幅広い挽き目調整が可能
もともとコーヒーショップの挽き売り用グラインダーとして設計されているため、エスプレッソからフィルターコーヒーまで幅広く挽き目の調整が可能です。
家庭用電動ミル代表 カリタナイスカットミル

ナイスカットミルはカリタから販売されていた家庭用小型電動ミルです。業務用の性能を家庭用に小型化した機種です。
電動ミルの中では、お手頃で性能が良いので家庭用ミルの代表として選出しました。現在は、ニューモデルのナイスカットGが販売されています。
検証

抽出レシピ
- コーヒー(中挽き)15g
- 湯量 230g(39g→100g→100g)と3回に分けて注ぐ
- 湯温 93℃
- 抽出方法 ペーパードリップのハリオV60
- 抽出時間 2分
検証結果
EK43の方が若干、酸味が強いかな?という程度で大きな差は感じられなかったです。
挽きたてであれば、業務用グラインダーと家庭用電動ミルの性能の違いによるコーヒーの味わいへの影響はほとんど感じられないです。
挽いてからの経過時間や粒度を細かく設定し検証することで、味わいへの影響は変化する可能性も十分にあるので次回は設定を分けて検証してみます!
まとめ
コーヒーが挽きたてで抽出方法が同じであれば、EK43と家庭用の小型電動ミルで挽いた(中挽き)コーヒーの味わいに大きな差はないです。挽いてからの経過時間や粒度の細かさによって差は出る可能性は十分にあります。
豆のままで購入して自宅でコーヒーを挽いて楽しみたいという方に朗報です。家庭用の小型電動ミルでも十分美味しいコーヒーが楽しめます!!
