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コーヒーってどうやってできているの?私たちにコーヒーが届くまで。

毎日の生活にある美味しいコーヒーは、いつだって私たちをほっと温めてくれる存在。そんなコーヒーは一体どうやって作られているのでしょうか?

知っているようで知らなかった、コーヒーが届くまでをご紹介。

コーヒーの実「コーヒーチェリー」とは

「コーヒーチェリー」とは、コーヒーノキになる実のことで、完熟するとサクランボのように真っ赤な見た目になるのでそう呼ばれています。ちなみにコーヒーノキは観葉植物としても人気なので、たまに園芸屋さんにも売っていることもあります。

このコーヒーチェリーの中にある種子こそ、私たちが普段目にするコーヒー豆となるそのもの。種は実の中に2つ、対になるようにして入っています。それでは、コーヒーチェリーを収穫してから、コーヒー豆になるまでを見ていきましょう。

収穫されてから私たちの手元に届くまで

1)栽培 

コーヒーチェリーがなるコーヒーノキの栽培には、充分な降水量と日当たり、年平均20℃位の気温、肥沃な土地が必要になります。これらの条件を満たす、南緯25度から北緯25度の赤道付近の地域はコーヒーベルトと呼ばれており、このエリアではコーヒー栽培が盛んに行われています。

2)収穫

真っ赤に完熟したコーヒーチェリーだけを、一粒一粒丁寧に摘み取っていきます。人の手で行うところもあれば、農園によっては機械を導入しているところもあります。ちなみに、主な生産地であるエチオピアやベトナムでは10月〜2月、ブラジルでは5月〜9月が本格的な収穫期。虫食いや不純物を取り除いたら次の精製のステップへ。

画像はイメージです

3)精製

精製とは、コーヒーチェリーから生豆となる種子部分を取り出す作業のこと。コーヒーの個性を生み出す要因ともなる、大切な工程です。精製方法には、大きくWashed、Natural、Honey / Pulped Naturalの3つの方法があり、生産地や農園によってもさまざま。実の部分を取り除いたり、発酵や脱穀したりすることも含め、手間暇かけて行っていきます。

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4)輸出

ここまでの工程が終わったら、ようやく私たち消費者のいる国へ。大きさや形状などの選別作業を経てグレードごとに分けたのち、「生豆」の状態のまま大きな麻袋に詰められます。原産国から消費国へは、船を使って運ばれることがほとんど。品質を守るために温度を低温に保つコンテナもあるのだそう。

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5)焙煎

ここまできたら、ようやく最後の工程へ。生豆を焙煎することで、普段目にするコーヒー豆ができあがりです。焙煎は、各ロースターごとにこだわりの基準があり、プロの焙煎士によってちょっとずつ調整しながら行われています。焙煎後の味のチェックが終わったら、ついに私たちにコーヒー豆が届けられます。

PostCoffeeでの焙煎の様子

PostCoffeeがお届けするスペシャルティコーヒーは、コーヒーのなかでも特にそれぞれのコーヒーの風味特性やトレーサビリティが認められたもの。普段、何気なく飲んでいたコーヒーも、実はたくさんの人によって手間暇かけて作られたものだと知るだけで、なんだかもっと優しい気持ちになれる気がしますね。

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Designer | Web / Graphic / Movieなどクリエイティブデザインに関わることをやっています。 趣味が高じてアウトドアファッションのWebメディア運営やコワーキングコーヒースタンドMAKERS COFFEEの運営もしていました。 ストリートカルチャー、アメリカ西海岸の雰囲気が好き。