前回投稿したハンドドリップ で美味しいカフェオレを作る!の記事がすごく反響があったので、究極のカフェオレを追求することに決めましたー。
こんにちは!PostCoffee焙煎士のArisaです。
しばらく究極のカフェオレに合う牛乳探しの旅を続けていきます。
ということで今回は、新たに5種類の牛乳を選んで検証してみました。
用意した牛乳
美味しい北海道牛乳(脱酸素殺菌製法) 無脂乳固形分8.4%以上、乳脂肪分3.6%以上、殺菌130℃ 2秒間 千葉県産地限定酪農牛乳 無脂乳固形分8.3%以上、乳脂肪分3.6%以上、殺菌130℃ 2秒間 タカナシ低温殺菌牛乳 無脂乳固形分8.4%以上、乳脂肪分3.6%以上、殺菌66℃ 30分間 タカナシ北海道さわやか家族(成分調整牛乳) 無脂乳固形分8.5%以上、乳脂肪分1.6%、殺菌130℃ 2秒間 タカナシ北海道3.7牛乳酪農王国 無脂乳固形分8.4%以上、乳脂肪分3.7%以上、殺菌130℃ 2秒間
牛乳だけ飲んでみる!
美味しい北海道牛乳(脱酸素殺菌製法)→甘い感じが後味に残る
千葉県産地限定酪農牛乳→バニラアイスのような甘さ
タカナシ低温殺菌牛乳→さっぱりしてる、柔らかい味わい
タカナシ北海道さわやか牛乳→さっぱり、低脂肪乳のような味わい
タカナシ北海道3.7牛乳酪農王国→ヨーグルトのような香りと舌に残る重さ
やっぱり牛乳単体だと味わい全然違います!!もちろん、乳脂肪分での味わいの違いはありますが、産地や殺菌方法でも味わいに違いが出ます。
コーヒーの飲み比べも面白いですが、牛乳の飲み比べも本当に楽しいです。
カフェオレにしてみる!
今回も使用する豆はVIE-09。PostCoffeeで1番焙煎度合いの深いコーヒーです。
カフェオレにしてみるとコーヒーの苦味が際立ったり、ミルクの甘さがコーヒーと合わさることで消えてしまったり、似たような味わいになってしまう。
その中に2種類だけ明らかに違う味わいに!!
タカナシ低温殺菌牛乳とタカナシ北海道3.7牛乳酪農王国です!
他の牛乳だと苦味が強調される中、タカナシ低温殺菌牛乳はミルキーでまろやかな味わいのコーヒーになりました。
北海道3.7牛乳は乳脂肪分の高さからか、ミルク感をしっかり感じる味わいに。コーヒーの苦味も感じますが牛乳の脂肪分が高いせいか、ミルク感が後味に残ります。
前回の検証と合わせて
前回の検証では、
美味しいコーヒー+コーヒーにあった乳脂肪分の牛乳=美味しいカフェオレ
という結果になりました。
前回はVIE-09のコーヒーには乳脂肪分3.5%の牛乳が合うという結果でした。
今回の検証では乳脂肪分3.6%以上、殺菌66℃ 30分間のタカナシ低温殺菌牛乳はコーヒーと合わさることで苦味を感じないマイルドでミルキーなカフェオレになりました。
タカナシ北海道3.7牛乳は乳脂肪分の高さから後味にしっかりとしたミルク感を感じられるという結果になりました。
前回の検証と比較して、また新たに共通項を発見しました!
今回使用したタカナシ低温殺菌牛乳は殺菌66℃30分。前回使用した成城石井牛乳は殺菌65℃30分間。どちらも低温殺菌の牛乳です。
もしや、乳脂肪分よりも殺菌温度の違い、つまり低温殺菌の牛乳がアイスカフェオレに合うのでは?説が浮上してきました。
究極のアイスカフェオレを作るために牛乳の乳脂肪分が大事なのか、殺菌温度が大事なのか引き続き検証していきまーす!
まとめ
美味しいコーヒー+低温殺菌牛乳=美味しいアイスカフェオレ?
という新しい説が浮上しました。
まだまだ調査が必要なので究極のアイスカフェオレにはどんな牛乳が最適か検証を続けます。