
普段何気なく飲んでいるコーヒー。ハンドドリップをしているひと時は、時間がゆっくりと動いているように感じます。そんなハンドドリップですが、少しの淹れ方の違いで格段にコーヒーが美味しくなったりしますよね。
今回、コーヒー初心者、大学生インターンのOくんが、ハンドドリップに挑戦。PostCoffeeのおすすめレシピで、美味しいハンドドリップの落とし方について学びます。普段のコーヒーの淹れ方と、美味しい淹れ方を比べて、その味の違いについて、検証していきます。
PostCoffeeでインターンを始めてから、お家でドリップする機会ができたOくん、普段どのようにドリップしているのか、まず試しに一杯淹れてもらいました。
Oくんのいつものレシピ
用意したもの
- ドリッパー
- フィルター
- コーヒー豆(計らずに、大さじ3.5ぐらい)
- ケトル
- マグカップ
まずはいつもの通り、自宅で淹れるようにコーヒーを淹れてもらいました。サクサクと準備を進めていきます。
「パンパンになるぐらいまでお湯入れて、やばいなって思ったら止めます」と語りながら、どんどんお湯を注いでいきます。

Oくん「どのくらいお湯が落ちたかとかわからないんで、たまにドリッパーを持ち上げて見てます。マグカップ満タンまでた溜まったら完成って感じです」
かなり大胆にドリップコーヒーを作ってくれました。出来上がったコーヒーを見ると、しっかりと色づいたコーヒーで、一見何の問題もなさそうです。
続いて、PostCoffeeのレシピでコーヒーを淹れてもらいます。一体どんな違いが出るのでしょうか?
PostCoffeeのおすすめレシピで
PostCoffeeご注文時についてくるカード、「簡単で美味しいハンドドリップの落とし方」を参照しながら進めていきます。
用意したもの
- コーヒー粉(中挽き)15g (大さじ2杯程)
- ケトル(お湯93℃)
- ドリッパー
- フィルター
- はかり
- タイマー
- マグ
- サーバー
作り方
- まず、コーヒー豆(粉)をはかります。(15g)
- サーバー(またはマグ)にドリッパーとフィルターをセットします。

この時ポイントなのが、ドリッパー内でフィルターがうまく収まるように、フィルターに折り目をつけておくこと。
3. 紙のわずかな臭いを消すために、一度フィルターを湯通しします。

4.コーヒーを淹れたら、平らにならします。

5.タイマーをスタートし、まずは少量のお湯(30-50g)を注ぎます。

6. 30秒ほど蒸らした後、2-3回に分けてお湯を注ぎます。全体量が230gになったら完成。
完成したコーヒーを飲み比べ

色の違いは後者の方が少し濃いくらいで、ほとんどありませんでしたが、味わいの違いは?
最初に落としたドリップに比べ、PostCoffeeのレシピ通りに落としたコーヒーは、より味が濃く、風味豊かに仕上がりました。
最初のハンドドリップは、5分30秒でドリップが完成したのに対して、10分以上の時間をかけてコーヒーを作りました。お湯、コーヒーの量を正確に測る。少しずつお湯を淹れていく一手間が、格段とコーヒーを美味しくさせます。
ポイントは「焦らず、ゆっくりと。」コーヒーを淹れるひとときは、心を落ち着かせてくれます。
朝起きてすぐ、おやつタイムに、そして寝る前に。ライフスタイルに合わせて、一息つく時間を作ってみませんか?美味しいハンドドリップの淹れ方で、スペシャルな一杯をお楽しみください。
(Text:Mona)
