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DialogueUnfiltered 私たちが目指すべき、“美味しいコーヒー” とは。COFFEE COUNTY 森崇顕 | ETHICUS coffee roasters 山崎 嘉也 | LEAVES COFFEE ROASTERS 石井 康雄

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2024/10/10
DialogueUnfiltered

DialogueCoffeeBoxの世界へようこそ。

DialogueCoffeeBoxとは

「DialogueCoffeeBox」とは、オンラインとオフラインの垣根を超えた、PostCoffeeならではコーヒー体験が楽しめるキュレーションボックスです。東京ビッグサイトで行われるアジア最大のスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ2024」で行うイベントとリンクし、オフラインを生かしたライブ感とSCAJならではのコーヒーコミュニティの世界にどっぷりと浸かれる企画です。対話や対談といった意味をもつ「Dialogue」をコンセプトに掲げ、現代のスペシャルティコーヒーシーンを牽引する3名のキーパーソンが紡ぐ言葉や文化、一杯のコーヒーを通してコーヒーの魅力を再解釈します。私たちが目指すべき、“美味しいコーヒー” とは。

SCAJ Event

SCAJ会場で行うオフラインイベントでは「Dialogue Unfiltered」をテーマに、COFFEE COUNTY 森氏、ETHICUS coffee roasters 山崎氏、LEAVES COFFEE ROASTERS 石井氏の3名をお迎えしてトークセッションを実施。コーヒーを片手に交わされる、飾り気ない対話を通して愉しむさらなるコーヒーの魅力。コーヒーの虜となり、コーヒーと生きる彼らは今なにを思う。

https://www.youtube.com/watch?v=kYtATutVVmU

Coffee

コーヒーの情報は「シークレット」

スペシャルティコーヒーの大切な要素のひとつである「情報の透明性」と “敢えて” 距離を置いて、目の前の液体と向き合い、身体でそして心で感じるコーヒーの原点に立ち返ってください。豆選定のキーワードは「今の自分」。彼らのダイアローグを通して、“このコーヒーがどんなコーヒーなのか。” “誰が造り、誰が焼いたコーヒーなのか。” 新しい感性を使い、想像を膨らませながら、作り手と飲み手の架け橋となる一杯が紡ぐストーリーをお愉しみください。

※各豆情報およびロースターからのコメントのみ本ページにて公開させていただきます。各豆の中身につきましては後日発表いたします。

【11月24日(木)公開しました!】

【①】のコーヒー:LEAVES COFFEE ROASTERS – Yasuo Ishii

【②】のコーヒー:ETHICUS coffee roasters – YOSHIYA YAMAZAKI

【③】のコーヒー:COFFEE COUNTY – MORI TAKAAKI

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#コーヒーを語ろう
#dialoguecoffeebox

DialogueCoffeeBoxでの体験をSNSでシェアしていただくことで広がる楽しみの輪。日本中の飲み手がこのコーヒーを飲んで何を感じたのか、味覚、体験などを共有し合うことで、オンラインでの創造的なコミュニケーション (Dialogue) が生まれ、新たな視点から得られる発見やコーヒーの魅力に気が付けるかもしれません。是非コーヒーを飲んだ感想をSNSでシェアしましょう。

DialogueCoffeeBoxの楽しみ方

  1. SCAJ会場またはオンラインストアでボックスを購入する
  2. 本サイトで公開されるイベントの模様や豆の情報を見て、コーヒーへの想像を膨らましながら味わう。 ※豆の情報もブラインドで楽しみたい方は、閲覧をしないように
  3. ①〜③の豆が、それぞれ誰のコーヒー豆なのか液体と向き合いながらSNSでシェアして愉しむ
  4. 後日公開されるコーヒーの中身を確認する ※10/24(木)公開予定
  5. コーヒーの情報を知った上でまた愉しむ

Roasters

森崇顕 / MORI TAKAAKI

森崇顕 / MORI TAKAAKI

1980年生まれ。宮崎県出身。上智大学理工学部在学中に、美容院で飲んだ1杯のコーヒーがきっかけでコーヒーに興味を持つ。卒業後は札幌と福岡のコーヒー店で働き、焙煎や店舗開業などに携わる。退職後、中米のコーヒー農園に3ヶ月滞在し、コーヒーの生産を学ぶ。帰国後、2013年福岡・久留米に「COFFEE COUNTY」をオープン。現在は福岡の久留米、西中洲、高砂と東京の北沢に、計4店舗を構える。

Coffee of choice

「基本を再解釈することで見えてくるもの」

Ethiopia Tabe Burka Washed (エチオピア タベ ブルカ ウォッシュド) ※③のコーヒー

Flaver : Peach, Nectarine, Blueberry, Lychee, Sugarcane, Crisp Acidity, Syrupy
ピーチやネクタリン、アプリコットなど様々なストーンフルーツ、ブルーべリーやライチを連想させます。酸は軽やかで小気味良く、シロップのような柔らかい質感、瑞々しい果実味を感じさせてくれるコーヒーです。

Process : Fully Washed
Country : Ethiopia
Region : Uraga, Guji, Oromia
Farmer : Tadesse Edema, Farmers delivering to Tabe Burka washing station
Farm : Tabe Burka washing station
Elevation : 1,800m – 2,200m
Variety : 74110, JARC varieties , Local Landraces

-このコーヒーを選んだ理由は。

エチオピアのウォッシュトコーヒーをスペシャルティコーヒーの入口にした人は多いはず。誰もが知る魅力的なコーヒーでありながら、品質に優れた原料は思いのほか少なく、近年当店ではなかなか満足のいくロットをリリースできていませんでした。そこで改めてエチオピアウォッシュトコーヒーの魅力を紐解いていきたいと思い選定しました。

-どんなシチュエーションで楽しんで欲しいか。

どんなシチュエーションでも。重いコーヒーではありません。瑞々しい甘さが心と体を整えてくれると思います。

– このコーヒーを通して伝えたいメッセージ。

基本に立ち返ることの大事さ。普遍的な素材に改めて向き合う、深く見つめていくことで今の自分立っている場所、姿が明確になってくるはず、まるで鏡のように。


山崎 嘉也 / YOSHIYA YAMAZAKI

山崎 嘉也 / YOSHIYA YAMAZAKI

静岡県出身。大学を卒業後、不動産や無印良品での勤務を経たのちセガフレードに約10年勤める。清澄白河にある「ARiSE COFFEE ROASTERS」との出会いをきっかけに独立を決意し、2018年、地元静岡に「ETHICUS coffee roasters」をオープン。今までにない独自のアプローチでスペシャルティコーヒーシーンを牽引している。

Coffee of choice

「四則演算からなるコーヒーの哲学」

Costa Rica Don Eli (コスタリカ ドン・エリ) ※②のコーヒー

Flaver : Pear, Oatmeal, Maple
オートミールと黄色い果物の朝食。途中で添えてあるメープルシロップをかけたような感じです。それと一緒にコーヒーを飲んでいるような日常的感覚。

Process : Honey
Country : Costa Rica
Region : Tarazu
Farmer : Don Eli
Farm : Manzanal
Elevation : 1,900m
Variety : Catuai

-このコーヒーを選んだ理由は。

“品種×土壌×人”
それに焙煎豆の作り手が手を加えることを意識して選びました。変化も必要ですが、伝統的な作り方で高い水準に仕上げることに胸が熱くなります。

-どんなシチュエーションで楽しんで欲しいか。

思う通りに楽しんでください。

– このコーヒーを通して伝えたいメッセージ。

四則演算。
意識や熱意という土台に技術が乗り、その上に知識が上乗せされます。土台作りは地味で単調なことの積み重ねであって、簡単に構築できるものではありません。一つづつ加算していくことで、少しづつ強くなり、大きくなっていく土台とともに技術が比例して身につきます。最初から知識に目を向けてしまうと深みというものがなく、そこに価値を感じなくなります。これまで僕が積み重ねてきたことにどう価値を感じてもらえるのか。それが今の自分だと考えています。


石井 康雄 / Yasuo Ishii

石井 康雄 / Yasuo Ishii

1982年生まれ。東京都江東区深川出身。10 代の頃から20 年に渡る飲食業のキャリアをもち、2010 年にスペシャルティーコーヒーに出会う。数々の飲食店経験を得て計7 店舗を経営し、2019年「町のロースタリーから世界へ」というコンセプトをかかげ LEAVES COFFEE ROASTERS」として焙煎業をスタート。独学で学んだバリスタと焙煎で独自のスタイルを確立させた。焙煎開始初年度のJRC(ジャパンローストコンペティション)では東京エリアでは1 位、全国では3 位の成績を収める。自身の焙煎スタイルを「Light roast highdevelopment」と名付け素材のポテンシャルを最大限に引き出した焙煎を得意とする。

Coffee of choice

「温故知新、守破離」

Brazil Daterra #2 Arara Anaerobic Aerobic Washed (ブラジル ダテーラ #2 アララ アナエロビック エアロビック ウォッシュド) ※①のコーヒー

Flaver : Camomile, Orange, Stonefruits, Milk Chocolate Wafers, Round
アロマにカモミールのほのかなフローラルさを感じ、フレーバーにはオレンジやストーンフルーツ、ダテーラの甘さはいつもウエハース系の甘みを感じます。

Process : Anaerobic Aerobic Washed
Country : Brazil
Region : Cerrado, Minas Gerais
Farmer : Luis Pascole
Farm : Daterra
Elevation : 1,100m – 1,200m
Variety : Arara

-このコーヒーを選んだ理由は。

ダテーラ農園の高品質なブラジルのテロワールがとても魅力的だからです。今年で30周年を迎える彼らの、ちょうど節目の年でもあります。毎年の定番として楽しみにしてくれる人も多く、今回のロットはPostCoffeeキュレーションBOX限定のコーヒーになります。

-どんなシチュエーションで楽しんで欲しいか。

毎日気兼ねなく飲める、”デイリーコーヒー”のちょっと上級なクオリティ。クリーンでボディに軽やかさがあるので、日常のさまざまなシーンで「スッキリしたい」シチュエーションにおすすめじゃないでしょうか。朝起きたての少し眠い時、仕事の合間に一息区切りをつけたい時、家で食後の一杯に。

– このコーヒーを通して伝えたいメッセージ。

古きを重んじながらも、そこから学びを得て進化し続ける姿勢は、私たちLeaves Coffeeの名前の由来にも重なる部分を感じます。

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焙煎士としておいしいコーヒーを消費者に繋げ、各地のロースターさんと一緒になってスペシャルティコーヒーの魅力を伝え、いい循環を生んでいきたいです。