焙煎度の違いがわかる
3種のコーヒー
Tanzania 浅煎り
タンザニア 浅煎り
繊細な酸味にフォーカスし素材のポテンシャルをダイレクトに楽しむすっきりとした味わいの世界。
"1ハゼ" 前後に生まれる複雑なフレーバーと有機酸の共演。
※ハゼ
コーヒー豆の焙煎過程において、豆がパチ、パチと爆(は)ぜることを「ハゼ」、英語では「Crack」「Pop」と言います。
はじめに、水分の気化による「1ハゼ」が起こり、さらに焙煎を進めていくと組織の膨張に伴う「2ハゼ」を迎えます。
このコーヒー豆からの2度にわたるサインは焙煎度合いの重要な目安になります。
| Flavor | Lemongrass, Watermelon, Lime |
|---|---|
| Variety | Bourbon |
| Process | Washed |
| Region | Tanzania / Tarime |
| Elevation | 1,700m |
| Farmer | MuribaCPU |
Tanzania 中煎り
タンザニア 中煎り
加熱中に生成されたフレーバーと酸味が"1ハゼ"終了から減少をはじめ、深煎りの入り口"2ハゼ"へと向かうドラマティックな局面。
カラメル化※によるほのかな苦味が顔を出すバランスの美学。
※カラメル化
コーヒー豆に含まれる糖類に熱が加わり化学変化が起こることで、香ばしさを生み出す現象。
深煎りにしたコーヒー豆特有の薫り高さは、このカラメル化によって得られます。
| Flavor | Almond, Cardamon, Apricot |
|---|---|
| Variety | Bourbon |
| Process | Washed |
| Region | Tanzania / Tarime |
| Elevation | 1,700m |
| Farmer | MuribaCPU |
Tanzania 深煎り
タンザニア 深煎り
キレの良い苦味とスパイシーな香り、そしてコーヒーオイル※による滑らかな甘みが混在するダークローストの世界。
"2ハゼ "の進行と共に短時間で劇的な変化を遂げる焙煎の最難所であり、技術と洞察力が問われる芸術的表現領域。
※コーヒーオイル
コーヒー生豆に含まれる油脂分のこと。焙煎過程が"2ハゼ"を過ぎて進行するほど、表面へと滲み出ます。また焙煎後の経過時間によっても量が変化します。
| Flavor | Bitter chocolate, Raisins, Black pepper |
|---|---|
| Variety | Bourbon |
| Process | Washed |
| Region | Tanzania / Tarime |
| Elevation | 1,700m |
| Farmer | MuribaCPU |









様々な熱化学変化により生み出される目眩くフレーバーの世界。はるか昔、偶発的に発見されたと言われるこの熱の魔法 "焙煎"。 香り・酸味・甘味・苦味・コクなど、様々な要素を自由に選択し、また時には一部を消し去る。まるで錬金術のように姿を変えるその魅惑の世界は、 素材のポテンシャルを理解し引き出すというストレートな概念にとどまらず、介在する焙煎職人のアイデンティティをも表現しうる、 いわばアートの領域にも横たわる。浅煎り、中煎り、深煎り、それぞれの持つ独自の世界観を鮮やかに比較することで、 コーヒーの奥深い魅力をご体感頂けます。