STORY

2023年9月に南部ナリーニョで、エクスポーター Fair Field Trading と日本のインポーター SYU・HA・RI が開催した、ウィラ、ナリーニョ、トリマの3県からのWashed Process (水洗式) のみにフォーカスした品評会に審査員兼バイヤーとして参加してきました。
最終セレクションに残った約48ロットをスコア順にランキングを付けていきました。トップ20までにはプレミア価格が支払われています。このアストリッドさんのロットは6位にランクインしたものです。

ブエナビスタ農園のアストリッドさんとCOFFEE COUNTY 森さん

コロンビアにて開催された品評会の様子
INFORMATION

ブエナビスタの農園を管理するアストリッド・メディナを紹介します。夫は、ラウル・アントニオ・ドゥラン。トリマ県プラナダス市、サンミゲル集落に位置する標高1,816mに位置する農園です。2005年に設立されたブエナビスタは、15haの広大な敷地を有しており、カトゥーラ、コロンビア、カスティージョ、ゲイシャ、ピンクブルボン、タビ、パパヨなどさまざまな品種を栽培しています。

アストリッドは2006年、父親を亡くした後、3.5ヘクタールの農場を相続しました。その後徐々に兄弟が所有していた土地を買い取り、現在は15ヘクタールの農園をすべて所有しています。

ブエナビスタ農園では、細心の注意を払ってウォッシュドコーヒーを生産しています。また、アストリッドとラウルの夫妻は、持続可能なビジネスモデルを誇りにしており、労働者に公正な報酬を支払っていますし、彼らはチェリーをウェットミルまで運ぶケーブルカーも作りました。アストリッドは、2015年のカップ・オブ・エクセレンスで見事に優勝を果たしている生産者です。