PostCoffee 焙煎士 三好 涼太
【農園情報】
エルサルバドル チャラテナンゴ県サン・イグナシオ市の山手に位置する〈Finca Don Jaime〉は、COE入賞経験もある国内屈指の農園で、同国を代表するスペシャルティコーヒー生産地のひとつです。
生産者のハイメさんは、エルサルバドルを代表するスペシャルティコーヒー生産者として知られています。 農園は2004年に父親から引き継がれ、当初は約100本のティピカからスタート。現在ではパカス、パカマラ、SL、ゲイシャ、シドラなど多様な品種を栽培し、今後はローリナの植付けも計画されています。区画ごとの特性を活かした計画的な植樹と管理により、品質向上を追求しています。
自宅敷地内には大規模な乾燥場を備え、高さ約5mの棚に上下4〜5段の乾燥パレットを設置。一般的に2週間ほどで行われる乾燥工程に対し、35〜45日をかけたスロードライングを実施しています。遮光率の異なるカーテンを用い、ロットごとに最適な乾燥管理を行うことで、安定した高品質を実現しています。
また、水資源が限られる土地柄を踏まえ、ナチュラルやハニープロセスを中心に採用。パルピング後のカスカラを堆肥として再利用するなど、環境に配慮したサステナブルな農業にも積極的に取り組んでいます。農園全体は細部まで手入れが行き届き、品質への真摯な姿勢が随所に感じられます。
【担当 三好のコメント】
チャラテナンゴを代表する生産者のひとり、ハイメさんによるゲイシャが、今回待望のリリースとなりました。
産地を訪れるたび、農園の案内後にはご自宅に招いてくださり、ご家族みなさんで私たちを温かく迎えてくれます。コーヒーづくりだけでなく、日々の暮らしそのものを大切にしていることが伝わってくる、家族愛にあふれた生産者です。
チャラテナンゴは海から離れているため、乾季と雨季の区別が比較的はっきりしており、11月から4月が乾季、収穫期にあたります。ただ、昨年は例年よりも雨が多く、完熟したコーヒーチェリーが落果してしまった区画も見られました。実際に畑を歩くなかで、収量の減少だけでなく、品質面への影響も避けられないことを実感する、厳しいシーズンだったと感じます。
農園は勾配のきつい斜面に広がり、標高はおよそ1,400〜1,600m。区画ごとの標高差については「体感的にはそこまで大きく変わらない」としつつも、土壌成分の分析などを行ったうえで判断しているそうです。 農園内には赤い粘着皿を使った虫取りが設置され、日常的に害虫対策が行われています。さび病の発生もほとんど見られず、畑の様子や木の表情からは、必要な分を見極めた肥培管理が、木の健やかな状態を支えているように感じられました。
ゲイシャの区画は、農園のなかでも特に標高の高い場所にあります。過去にCOEで8位に入賞した、通称「オチョ・ゲイシャ」も、このエリアで育てられたロットです。なぜ一番高い場所に植えているのかを尋ねると、「人が簡単に入れない場所のほうが安心だから」と教えてくれました。ゲイシャは価値の高い品種で、種や苗が持ち去られてしまうこともあるため、管理の行き届く場所を選んでいるそうです。
自宅敷地内の乾燥場も、この農園を象徴するポイントのひとつです。風通しの良い乾燥棚に、遮光率60%と40%のカーテンを使い分け、ロットごとに調整しながら乾燥を進めています。実際に乾燥棚に上らせてもらうと、風がよく抜けていて、とても心地よい空間でした。自然の力をうまく活かした環境だと感じます。
また、水資源が限られる土地柄からウォッシュドは行わず、カスカラや堆肥を再利用するなど、環境への配慮も徹底されています。 初めての取り扱いとなる今季のゲイシャは、華やかさだけでなく、こうした日々の積み重ねがそのまま表れたロットです。農園で見た景色や空気を思い浮かべながら、ぜひゆっくりと味わってみてください。
焙煎度 | 浅煎り 深煎り |
酸味 | 強い 弱い |
アロマ | ユニーク ベーシック |
コク | すっきり しっかり |
フレーバーノート / Flavor Notes |
フレーバーイメージ / Flavor Image |
地域 / Region |
標高 / Elevation |
農園 / Farm |
農家 / Farmer |
品種 / Variety |
精製方法 / Process |

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