ルワンダ シーラ CWS ハニー

昨年も購入したシーラCWSから、ぴちぴちのニュークロップハニーが届きました！
グレープフルーツのような柑橘類の酸味と、ストーンフルーツの果実味があります。後味には、シロップのようなツルッとした甘さと、和を感じる緑茶のようなニュアンスがあります。


【農園情報】
シーラコーヒーウォッシングステーション(CWS)は西部州と北部州の州境であるニャビフ郡に位置します。ルワンダのコーヒー栽培エリアとしては最高峰である2,300mの標高に加え、深い霧に覆われる山間部の谷間で生産されたコーヒーチェリーは、他のエリアとは一線を画すカップクオリティを生み出す産地です。また、CWS自体も標高1,800mの崖の上にそびえ立ち、眼下に渓谷を見下ろすようなロケーションで稼働しています。
このCWSでは、1,900名の小規模生産者が運び入れたチェリーを主にウォッシュドへ精製しています。そのため、品質的価値だけでなく、少量しか生産していないハニープロセスは希少価値の高いロットでもあります。

【ハニープロセス】
CWSへ持ち込まれたチェリーはフローティングタンクを用いた比重選別とハンドソーティングを行い、完熟したチェリーのみを選別し、パルパーで果肉除去を行います。
その後、ミューシレージを残した状態で、ドライベッドで乾燥工程を開始します。パーチメントの水分値が高い乾燥工程前半は非常に薄く広げられ、パーチメントに日光が当たる表面積を大きくし、カビや発酵のリスクを抑えながら乾燥させていきます。パーチメントが乾く乾燥工程後半は、パーチメントが重なり合うようにベッドに配置します。これにより、パーチメントの水分含有量が均一な状態で乾燥が進みます。
日差しの強い12時~15時と夜間のみカバーがかけられ、平均で35日間かけて乾燥させられます。